
結論から言うと、同じ号球でも、松やにを使う区分と使わない区分では、規則上の外周と重量が異なります。号球の数字だけで選ばず、大会要項と主催者指定を確認してください。これは優劣ではなく、使用条件に応じた区分の違いです。
同じ号球で規格が異なる理由
JHAの競技規則は、松やにを使う区分と、松やにを使わない区分を分けています。松やに使用と松やに不使用では、同じ号球でも外周と重量が異なります。
松やに使用の規則原文
成年, 高校生の男子用ボール(3 号球)は, 外周 58 ~ 60 cm, 重さ 425 ~ 475 g とする。
松やに不使用の規則原文
成年, 高校生の男子用ボール(3 号球)は, 外周 55.5 ~ 57.5 cm, 重さ 400 ~ 425 g とする。
つまり、号球名が同じでも、松やにを使わない区分のほうが規格上の外周・重量の数値が小さめに設定されています。重量は許容範囲も狭くなります。購入時は「何号か」だけでなく、「松やに使用」と「松やに不使用」のどちらかも確認します。
JHA公式の国内用一覧とは
JHAの競技規則には、次の正式名称を持つ国内用一覧があります。
表 1 日本国内におけるボールの規程
この表はこの記事が作ったものではなく、JHA公式競技規則に掲載された国内用一覧です。号球、カテゴリー、周囲(外周)、重量、備考(IHFが区分するカテゴリー)をまとめています。
規則本文と国内用一覧は同じ内容ではない
規則本文と国内用一覧では、一部の外周・重量が異なります。小学生用の区分では、次のように記載が分かれています。
規則本文
小学生用ボール(1 号球)は, 外周 50 ~ 52 cm, 重さ 290 ~ 330 g とする。
国内用一覧
1 小学生用 49.5 ~ 50.5 255 ~ 280
どちらか一方だけを全カテゴリーへ当てはめず、大会要項と主催者指定を優先してください。
大会前に確認する順番
- 大会要項に書かれた号球と区分を確認する
- 松やにや粘着テープの使用可否を確認する
- 主催者による指定球や承認表示を確認する
- ボール本体や商品説明の外周・重量表記を照合する
JHA規則には、国内大会について次の注記があります。
【注】 国内大会において使用するボールの決定は, 主催者の権限とする。
迷ったときは、号球名だけで決めず、大会要項と主催者の案内を最終基準にしてください。
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