バスケットボールNBA入りを目指してアメリカの大学でプレーしている八村塁選手が、来シーズンも残留することを発表しました。
八村選手はNCAA(全米大学体育協会)1部のゴンザガ大学に所属しており、バスケットボールオールスターチーム(オールWCCファーストチーム)にも名を連ねるほどの実力がある選手です。
今回、NBA入りを表明していればドラフト上位での指名が予想されていました。しかし、八村選手は来シーズンも大学でプレーし、さらに実力を磨いた上でNBAに挑戦すると言うことですね。
ちなみに、これまでにNBAのドラフトで指名された日本人選手はひとりだけいます。住友金属でプレーし日本代表経験もある岡山恭崇選手です。岡山選手は身長230センチ、体重150キロとNBAの選手に混じっても決して体格面で引けを取らない選手でした。
その岡山選手は1981年にゴールデンステート・ウォリアーズからドラフト8巡で指名されたのです。しかし、入団はせず住友金属でバスケを続けています。その理由は、当時NBAでプレーするとオリンピックに出られなくなるという規定があったためです。
現在ではアメリカ代表がドリームチームを結成しているように、そのような規定はありません。
それ以来、日本人選手がNBAのドラフトで指名されたことはありません。来年以降の八村選手には期待したいですね。
画像はbasket-count.comより