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ハンドボール アジア選手権は3位

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ハンドボール男子のアジア選手権、バーレーンで行われたこの大会はオルテガ監督が初めて采配をとった大会ですが、日本は3位になりメダルを獲得して幕が下ろされました。

準決勝で開催国のバーレーンに敗れた日本は3位決定戦に回り、Bグループ2位のサウジアラビアと対戦しました。
この試合、日本は序盤から優位に試合を進め、前半は12-7とリードして折り返します。
後半に入っても日本の勢いは止まらず、25-16と危なげなく勝利を飾っています。

来年の世界選手権に出場できることは大きな喜びですが、監督が変わっただけで、これだけチームの実力もアップするのか、と目を見張る思いです。
リオデジャネイロ・オリンピック予選の前にオルテガ監督を招へいできていれば、と残念でなりません。

銘苅選は、ハンガリーの2部チームから1部チームへの移籍が決まりました。
今回の大会で活躍したのは銘苅選手だけではありません、渡部選手や東江選手等、若い選手の活躍も目立ちました。
今後、日本代表の選手が、他のスポーツと同様、海外リーグでプレーする機会が増えていくことが、日本代表のチーム力を高める点からも期待されます。

 

写真はHandball Planetより

日本ハンドボールリーグ第8週

日本ハンドボールリーグの第8週が、1月23日、24日の二日で行われました。
この二日、日本全国、特に西日本が大寒波に襲われた週末でした。沖縄でも雪?という報道もあり、実際に沖縄ではないものの、まったく雪のイメージのない鹿児島でも降雪が観測されたりしています。
スタットレスタイヤを用意している人なんてほとんどいなかったでしょうから、車移動が大変(あるいは不可能)だった、という声は何人かの選手がブログに書かれていました。
慣れていない雪道は歩くのも大変だったのではないかと思います。ハンドボールの選手も、普段履きなれたハンドボールシューズではなく、雪用のブーツに履き替えるにしたところで、そんなもの、持っていない選手も多いでしょうし。

男子は、大崎電気が北陸電力を37-23で押し切っています。
大崎は日本代表(アジア選手権)に主力選手を取られているにもかかわらず、貫録の勝利と言ったところでしょうか。
敗れた北陸電力は、開幕から未だ勝ち星のない8連敗と浮上のきっかけをつかむのに苦労しているようです。
もう一試合は、トヨタ紡績が豊田合成に30-27と接戦で勝利しています。この試合、終始トヨタ紡績ペースでゲームが進んだものの、豊田合成も3度に渡って広げられたリードを押し戻し、同点まで持っていく等、とても試合として面白かったです。

女子は、北國銀行、オムロンがそれぞれ全勝を守っています。
北國は、ソニーセミコンダクタ(30-17)、飛騨高山(25-11)を、オムロンはHC名古屋(29-8)、三重バイオレットアイリス(20-16)にそれぞれ勝利しました。
全勝同士の対決は、第10週(2月6日)まで持ち越されますが、それまで両者とも無傷でいられるのか、が注目です。

第8週の女子でもう一つ注目を集めたのが、飛騨高山ブラックブルズ岐阜と広島メイプルレッズとの一戦です。
この試合、前半は広島の退場もあり、岐阜がリードして折り返しますが、その差はわずか1点。しかし、後半に入っても岐阜が持ちこたえ、19-17で勝利しています。
女子は決勝リーグに残れるか、最後までもつれそうな感じです。

スケート

アメリカで盛り上がっているスポーツと日本で盛り上がるスポーツにはもちろん違いがあります。
野球のようなどちらでも人気のスポーツもありますが、アメリカンフットボール、そして、アイスホッケーは日本での人気はアメリカやカナダなどと比べ物になりません。
特にアイスホッケーは日本のテレビで放送される機会もほとんどない、やったことがある人を探すのも難しいという状況です。
アイススケートはスケートを履いている分だけ、普通の陸上の競技よりも断然スピードが出る、はまれば面白いスポーツなんです。
そして、過去にはSMAPの木村拓哉さん主演のドラマ(「プライド」です)まで作られているのに。

しかし、この競技人口が少ないということが、逆にその競技への接点を増やすことになる場合もあります。

今年の全国高校スケート・アイスホッケー選手権が岩手県盛岡市を中心に行われています。
大会運営には、地元のスケーターだけでは人手が足りず、多くの高校生が関わっています。
特に、岩手日報は、地元、岩手白百合学園のハンドボール部の部員が補助員として参加していることを伝えています。

岩手白百合は女子校ですが、1月に行われた全国高等学校ハンドボール選手権の岩手県予選会で2位に入賞しました。
この大会は東北選抜大会への出場権がかかっており、一度は負けている花巻南高校に2位決定戦で延長までもつれ込む激戦の末勝利を収めています。

スケートのスピードをハンドボールシューズを履いてだすことはできませんが、精力的に走り回って、岩手白百合高校の元気のよいハンドボールがさく裂するといいですね。

ハンドボールの選手交代

選手交代
選手交代

団体競技はだいたいどれでも、試合中に選手交代ができますが、交代した選手が再び試合に出られるものと、そうでないものがあります。
一度選手交代してしまうともう試合には戻れない競技は、例えば、野球やサッカーが当てはまります。
これに対して、ハンドボールはバレーボールやバスケットボールと同じく、何度でも選手交代ができる(一度ベンチに退いた選手も再び試合に出てプレーできる)競技です。

選手の交代には審判の承認などは一切必要ありません。
センターライン(試合場の真ん中に引かれた線)から4.5メートルの場所で、交代してベンチに戻る選手がコートから出た後に、交代して試合でプレーする選手がコートに入る、これだけがルールです。
いなくなる選手がコートから出る前に代わりの選手がコートに足を踏み入れてしまうと反則になる、ということです。

一度に交代できる選手の数にも制限はありません。
試合中に交代できる選手の数にも制限はありません。
本当に自由に何度でも、好きなだけ、選手交代ができるのです。

またゴールキーパーも交代することができますし、ゴールキーパーがゴールキーパーではないポジションの選手として試合に出ることもできます。
ゴールキーパーのユニフォームは他の選手とは違う色にする必要がありますので、この場合には着替えが必要になる、ということになります。

選手の交代は、調子の悪い選手を交代させたり、疲れた選手を休ませることに使われます。
また、試合の流れを変えたい、十分なリードをしているので守備的な選手を増やしたいという目的で行われることもあります。

試合中、この場面でなんで選手交代がなされたのか、が分かってくると、より一層ハンドボールを楽しめるようになるのではないでしょうか。

ハンドボールで使用される「ボール」

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ADIDAS HANDBALL STABIL TRIBE M
2016年ポーランドで開催される欧州男子ハンドボール選手権公式球
EHF EURO 2016

 

近年、いろいろな球技で使用されるボールが大きく進化しています。
ボールの進化は大きく、見た目の変化と、ボールそのものの変化があります。

ボールの見た目は、特に色の変化が顕著です。
バレーボールは従来は白であったものが現在では青と黄色のカラフルなボールに変わっています。
また、サッカーボールは従来、五角形と六角形のパネルで構成されていましたが、現在ではプロペラ状とローター状で構成されています。

ハンドボールのボールは一昔前のサッカーボールのように五角形と六角形のパネルで構成されています。
ボールメーカーとして有名なのは、日本のモルテンやミカサ、ヨーロッパのアディダス、ケンパ、ヒュンメル、セレクトなどです。ちなみにモルテンもミカサもどちらも広島の企業です。

学校の授業ではハンドボールをやったことがなくてもバレーボールをしたことがある、という人も多いと思います。
ハンドボールとバレーボールのボールは、パッと見がよく似ていますが、実際に持ってみるとだいぶ違うものです。
大きさは、ハンドボールの方が一回り小さくなっています。
しかし、違いを一番感じられるのはその重さです。ハンドボールのボールの方がバレーボールのボールの重さの約2倍あるのです。
バレーボールのボールは投げてもあまりスピードが出ませんが、ハンドボールのボールは投げてみると、重さの分だけ、結構なスピードが出ます。

なお、サッカー等、男女で同じボールを使う競技もありますが、ハンドボールは、高校生以上の男子、小学生以下、その他(中学生男子と中学生以上の女子)で、使うボールが分かれています。

3号球    58~60cm    425~475g 一般男子・大学男子・高校男子用
2号球    54~56cm    325~375g     一般女子・大学女子・高校女子・中学校用
1号球    49.5~50.5cm    255~280g 小学校用
0号球    46~47cm    200~220g 小学校低学年導入用

日本未入荷のハンドボールはこちらからご覧頂けます。
http://neckar.jp/fs/melis/c/handball_ball

全日本学生ハンドボール選手権大会

全日本学生ハンドボール選手権大会

学生のハンドボール日本一を決める大会、それが高松宮杯全日本ハンドボール選手権大会です。
2015年の大会では、男子が第58回、女子が第51回と、日本ハンドボールリーグよりも歴史のある大会です。

出場できるのは、各地区のリーグ戦上位チームやインカレの出場権獲得チーム等で、各地区の学生連盟が推薦することになっています。
今年は男子も女子も32大学が出場しました。

出場校を見ていて、何よりも目を引くのが、日本体育大学、筑波大学(いずれも男子)と、日本体育大学、東京女子体育大学(女子)の男女各2校です。
男子の2校は連続58回出場、58回目の出場です。今回が第58回大会ですので、いわずもがな、初開催からずっと今まで毎年で続けていることになります。
女子の日本体育大学、東京女子体育大学も同様で、51回連続51回目の出場で今回が第51回大会となっています。

今年の大会は、北海道の函館で11月7日(土)から11日(水)にかけて行われました。
会場は今年8月にオープンしたばかりの函館アリーナでした。

若い選手たちの中から、明日の日本ハンドボール界を担う、スター選手が出てくるのが楽しみです。

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ハンドボールドイツ代表

ハンドボールで覚えておきたい3つの数字、「6」「7」「9」

 

覚えておきたい3つの数字、「6」「7」「9」
覚えておきたい3つの数字、「6」「7」「9」

 

ハンドボールのルールの中で覚えておきたい3つの数字があります。
いずれもゴールからの距離なのですが、6メートル、7メートル、9メートルの3つです。

まず6メートル。守備側のゴール前6メートルについては、攻撃側の選手が入れない場所になっています。
ただし、空中でプレーすることは認められています。そのためジャンプして空中からシュートすることも、パスすることも許されます。
この6メートルについてはコートの中で、ゴール前に半円が書かれているため、すぐに見分けることができます。

そして、この6メートルのラインの外側に書かれた半円(といってもコートの脇の線で途切れていますが)が9メートルのラインです。
この9メートルのラインは、反則があった場合にフリースローが行われる場所で、フリースローの際は攻撃側の選手がこの内側に入ることができません。
そして守備側の選手はボールから3メートル離れる必要があります。これは6メートルラインの上にいるしかない、ということです。
このように同じフリースローと言っても、バスケットボールとはだいぶ意味合いが違っているのです。

最後に7メートルですが、こちらも反則があった場合に使います。
6メートルと9メートルのラインの中(6メートルライン寄り)に短い横線が引いてありますが、これが7メートルを示すものです。
相手が反則した場合、9メートルラインからのフリースローが行われるケースと、7メートルからのスローが行われるケース、その違いは、反則がなければ得点したであろうという場合がより近い7メートルラインから始まる、という違いです。
しかしこの二つは距離が異なるだけではありません。
7メートルラインから試合が始まるときには、守備側の選手がその地点から3メートル以上離れる必要があります。つまり、ゴールとの間にはキーパーしかいない状態になる、ということで得点のチャンスがぐっと高まるのです。

試合の解説を聞いていると7メートルや9メートルという言葉が頻繁に出てきますので、ぜひ覚えておきたいですね。

ハンドボール日本最高峰のリーグ、JHL 日本ハンドボールリーグ

JHL

日本のハンドボールの最高峰は、JHLこと、日本ハンドボールリーグ(Japan Handball League)です。
今年、2015-2016シーズンは第40回の記念大会となります。

第40回の参加チームは男子が9チーム、女子が7チームです。
どちらも全チームと各2回ずつ戦うリーグ戦になりますが、リーグ戦の上位4チームがプレーオフのトーナメントを戦い、トーナメントで勝ち残ったチームが優勝となります(トーナメントは1位と4位、2位と3位で戦い、さらにそれぞれの勝者が戦うことになります)。

試合数の多い、男子の開幕が早く、こちらは11月14日(土)からです。
一方の女子は年が明けた1月9日(土)が開幕となります。
そして、途中で世界選手権等にからむ中断をはさみつつも、どちらも3月にはリーグ戦が終了、プレーオフが3月26日(土)、27日(日)の二日間で行われることになっています。

既にプレーオフまでの全てのスケジュール(日程と開催場所、対戦相手)は発表されています。
ところで、これらの試合、観戦するためにはどうしたらいいのでしょうか。
一つは場所を調べて、行ってみる方法があります。チケットはだいたい1,000円から2,000円です。
実際の会場の熱気を感じていただくためには会場に足を運んでいただくのが一番であることは言うまでもありません。
もう一つはテレビやネット等の映像で観戦する方法です。
今のところ、テレビでの中継は未定ですが、恐らく放送されないと思っていた方がよいでしょう。
Ustreamでネット配信を行っているチームもあり、ネットで観戦することができることもあります。
海外モデルのハンドボールシューズを履いている選手も多数いるので、そのあたりもチェックしてみてください!

melisは三重バイオレットアイリスとサプライヤー契約締結し、ハンドボールシューズなどを提供させて頂いています。