ハンドボールの選手交代

選手交代
選手交代

団体競技はだいたいどれでも、試合中に選手交代ができますが、交代した選手が再び試合に出られるものと、そうでないものがあります。
一度選手交代してしまうともう試合には戻れない競技は、例えば、野球やサッカーが当てはまります。
これに対して、ハンドボールはバレーボールやバスケットボールと同じく、何度でも選手交代ができる(一度ベンチに退いた選手も再び試合に出てプレーできる)競技です。

選手の交代には審判の承認などは一切必要ありません。
センターライン(試合場の真ん中に引かれた線)から4.5メートルの場所で、交代してベンチに戻る選手がコートから出た後に、交代して試合でプレーする選手がコートに入る、これだけがルールです。
いなくなる選手がコートから出る前に代わりの選手がコートに足を踏み入れてしまうと反則になる、ということです。

一度に交代できる選手の数にも制限はありません。
試合中に交代できる選手の数にも制限はありません。
本当に自由に何度でも、好きなだけ、選手交代ができるのです。

またゴールキーパーも交代することができますし、ゴールキーパーがゴールキーパーではないポジションの選手として試合に出ることもできます。
ゴールキーパーのユニフォームは他の選手とは違う色にする必要がありますので、この場合には着替えが必要になる、ということになります。

選手の交代は、調子の悪い選手を交代させたり、疲れた選手を休ませることに使われます。
また、試合の流れを変えたい、十分なリードをしているので守備的な選手を増やしたいという目的で行われることもあります。

試合中、この場面でなんで選手交代がなされたのか、が分かってくると、より一層ハンドボールを楽しめるようになるのではないでしょうか。

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