日本ハンドボールリーグの第8週が、1月23日、24日の二日で行われました。
この二日、日本全国、特に西日本が大寒波に襲われた週末でした。沖縄でも雪?という報道もあり、実際に沖縄ではないものの、まったく雪のイメージのない鹿児島でも降雪が観測されたりしています。
スタットレスタイヤを用意している人なんてほとんどいなかったでしょうから、車移動が大変(あるいは不可能)だった、という声は何人かの選手がブログに書かれていました。
慣れていない雪道は歩くのも大変だったのではないかと思います。ハンドボールの選手も、普段履きなれたハンドボールシューズではなく、雪用のブーツに履き替えるにしたところで、そんなもの、持っていない選手も多いでしょうし。
男子は、大崎電気が北陸電力を37-23で押し切っています。
大崎は日本代表(アジア選手権)に主力選手を取られているにもかかわらず、貫録の勝利と言ったところでしょうか。
敗れた北陸電力は、開幕から未だ勝ち星のない8連敗と浮上のきっかけをつかむのに苦労しているようです。
もう一試合は、トヨタ紡績が豊田合成に30-27と接戦で勝利しています。この試合、終始トヨタ紡績ペースでゲームが進んだものの、豊田合成も3度に渡って広げられたリードを押し戻し、同点まで持っていく等、とても試合として面白かったです。
女子は、北國銀行、オムロンがそれぞれ全勝を守っています。
北國は、ソニーセミコンダクタ(30-17)、飛騨高山(25-11)を、オムロンはHC名古屋(29-8)、三重バイオレットアイリス(20-16)にそれぞれ勝利しました。
全勝同士の対決は、第10週(2月6日)まで持ち越されますが、それまで両者とも無傷でいられるのか、が注目です。
第8週の女子でもう一つ注目を集めたのが、飛騨高山ブラックブルズ岐阜と広島メイプルレッズとの一戦です。
この試合、前半は広島の退場もあり、岐阜がリードして折り返しますが、その差はわずか1点。しかし、後半に入っても岐阜が持ちこたえ、19-17で勝利しています。
女子は決勝リーグに残れるか、最後までもつれそうな感じです。