ハンドボールはどこでやるのか?

IMG_0190

屋内でプレーする子供たち

テレビやネットの動画でハンドボールの試合を見ると、だいたい、体育館のような室内でプレーしている姿を見ます。
これはバスケットボールやバレーボールと同じです。

しかし、中学や高校の部活で学校にバスケやバレーがあって練習風景を見たことがあったり、学校の授業でこれらをプレーしたことがある、という人ならお分かりだと思うのですが、バスケもバレーも屋外でプレーされることがよくあります。
特に部活の練習は、学校の体育館が狭く、多くの部活が体育館を利用するため、屋外でされることが多いようです。

ハンドボールも屋外でプレーすることがあります。屋外でハンドボールがプレーされることは、なにも日本に限った話ではなく、多くの国で行われています。
また、初めてオリンピックにハンドボールが登場したのが1936年のベルリンオリンピックなのですが、そのときも屋外競技として行われています。

体育館等、室内でプレーするのと、屋外でプレーするのでは当然、条件が異なります。
屋外では室内ほどボールが跳ねないためドリブルが難しくなりますし、校庭のような砂地では足が滑ることもあるかと思います。
また、ハンドボールでは松やにや両面テープを使うことも多いのですが、当然、室外だとゴミ(例えば砂など)がついてしまう、ということもあります。
室内なのか、屋外なのか、で使うハンドボールシューズにも違いが出てきます。

もちろん、選手に人気なのは屋内です。
試合の際には、普段使いたがっている屋内のコートが存分に使えているという喜びを(社会人の選手ではそんなことはないのかもしれませんが)、選手の皆さはが感じているのではないでしょうか。

ハンドボールの用具 松やにと両面テープ

ハンドボールのボールを片手でつかんで振り回すには結構な握力が要求されます。
一方でハンドボールにおいては、片手でボールをつかまないとできないプレーがいくつもあります。
よく目にするところでは、シュートを打つぞと見せかけてパスをするプレーがありますが、シュートの体勢から手を止めた際に、しっかりとボールをつかめていないとボールが零れ落ちてしまうことになります。

そのため、ハンドボールでは、手に松やにや両面テープをつけ、ボールを手にくっつかせる、ということが行われています。
初めてみたときにはびっくりしましたが(反則なんじゃないの?と)、しばらく見ていると慣れてきて気にならなくなります。
他のスポーツでも、例えば野球のピッチャーがロージンバックを握っており、あれと同じようなことです。

松やにも両面テープも、実際に使ってみると、単にボールが手にくっつけばいい、というものではないことがわかります。
極端な話、シュートしてもボールが飛ばなくなるわけですから(そのまま地面にぼとっと落ちる、ということも起こります)。

しばらく使っている(プレーしていると)とちょうどよいくっつき具合が分かるようになります。
もちろん、ちょうどよい、はその人の感覚にもよります。そのため、試合を見ていると頻繁に松やにを塗る選手(両面テープは試合中、コートからでないとどうしようもありませんので)が見られたりします。

そんなところに注目してみるのも、ハンドボールの楽しみ方の一つだと思いますので、ぜひボールを持っていない選手の動きにも注目していただきたいものです。

847_1

melisの松やに商品はこちら

ハンドボールとカタール

ハンドボールの男子オリンピック予選はカタールで行われます。
カタールと言えば、今年初めに行われた(場所もカタールです)世界選手権において
銀メダルに輝いたチーム、しかも決勝戦のフランス戦では接戦で、もう少しで世界一に輝いていたかもしれないチームです。

そのカタール、なんとなく中東の国というイメージはあるものの、それ以上はよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
カタールはアラビア半島の東側にある半島に位置する国で、人口は200万人あまりです。
しかしその200万人のうち、カタール国籍を持つ人は30万人に満たず、残りは外国からの労働者で成り立っています。

石油や天然ガスと言った資源に恵まれ、オイルマネーとも呼ばれる巨額の資金を有する裕福な国の一つです。
そして、カタールは今、スポーツに力を入れていることが知られています。
その一つがサッカーのワールドカップの招地に成功したことで、2022年のサッカーワールドカップはカタールで開催されることが決まっています。

ハンドボールにもとても力を入れており、それが冒頭に書かせていただいた世界2位、という結果に繋がっています。
しかしカタールのハンドボールが強くなったのはここ最近のことです。
人口30万人の国がどうして、あっという間にハンドボールで世界2位になれたのでしょうか?

この秘密は、カタールチームの選手にはカタールに帰化した選手が大半、ということにあります。
先の世界選手権では実に17名の選手中、カタール出身の選手はわずかに4人、残り13人は外国の選手です。

その良し悪しは別にして、今、ハンドボール界でカタールが最も熱い地域の一つであることは間違いありません。
日本とは同じアジア地区に属することもあり、今後もその動向が注目されます。

B9kSBCBIQAEI3nU

カタールハンドボール公式Twitter(@2015Handball)より転載

宮崎大輔選手

宮崎 大輔

宮崎 大輔さん Osaki Osolホームページより

ハンドボールのことは何となく聞いたことがある程度だけど、宮崎大輔さんがやってる競技でしょう?という方が結構いらっしゃいます。
テレビ等のメディアでも活躍する宮崎大輔選手は34歳、今回のオリンピックアジア予選の日本男子ハンドボールチームでは最年長になります。
SASUKEや、スポーツマンNo.1決定戦に出演され、その身体能力の高さに驚かされたものですが、最近ではバラエティーへの出演もされています。

宮崎選手は小学校でハンドボールを初め、高校生のころはインターハイで得点王、日本体育大学に進んではインターカレッジでMVP取得と、輝かしい成績を残しているハンドボール界のスター選手です。
そして、数少ない海外のプロリーグ(スペインリーグのアルコベンダス)で活躍した日本人でもあります。

宮崎選手は常々、ハンドボールをもっとメジャーにしたい、と口にされ、ハンドボール界の広告塔を自認されています。
ミスターハンドボール、なんて呼ばれることもあります。
ハンドボールシューズのデザイン等も手がけ、ハンドボールの普及の第一人者であることは疑いありません。
今回のオリンピックアジア予選に向けても、オリンピックに出場することがハンドボールをメジャーにするきっかけになるはず、という強い信念を語っておられます。

4月には腰の手術を行っていますが、その回復は順調と本人も語っています。

今後も活躍を願って、応援したいと思っています。

宮崎大輔オフィシャルブログ
http://pakila.jp/daisuke7/

宮崎大輔さん所属チーム Osaki Osol
http://www.osaki-osol.net/

ドイツより meine Lieblingssachen