バレーボール – 3

皆さんはどんなバレーシューズを履いていますか?1足だけの人もいれば2足持っていて使い分けているという人もいるかもしれませんね。今回はバレーシューズのローカットモデルに注目してみたいと思います。

バレーボールはまずサーブレシーブから始まります。きちんと相手のサーブをセッターに返す事が基本で、そこから攻撃が組み立てられていくのです。

その一番大事な基本のレシーブ。このレシーブをする際に細かなステップや移動が発生します。きちんと体を支え、僅かな体の重心移動を利用し腕にボールを当てセッターへ返します。言葉にすると難しく感じるのですが、慣れればできる様になります。

このレシーブの際に腕だけで受けようとすると安定しませんが、全身を利用してボールを受けるといったイメージを持って練習すれば安定したレシーブが出来る様になるでしょう。

その全身を利用する時に足の動きが大事になってきます。細かなステップ。クイックネスな動き。この動きはすべて下半身で行います。

足首がフリーで柔らかくしなやかに動かせると、強力なスパイクサーブを打たれた時、ドライブ回転が激しく予測地点の少し前に落ちた時でも0コンマ何秒の反応ですが、対応できます。その時に腰を低く、重心を前に瞬時に移動させる必要があるのですが、足首がフリーだとその動きがしやすくなるのです。

以上の事を踏まえて考えるとレシーブの機会が多い選手やポジションであればローカットモデルのバレーシューズをオススメします。もちろんハイカットモデルのバレーシューズでも動けないという事ではありません。

0コンマ何秒の反応はスポーツの世界では大事ですよね。ハイカットモデルのバレーシューズを初めて履いた時、恐らく窮屈に感じるでしょう。それでもすぐに履き慣れて違和感はなくなります。

足首までしっかり固定しているハイカットモデルのバレーシューズに比べローカットモデルのバレーボールシューズは軽く、足首へのストレスが無く動きやすいといったメリットがあります。しかし、足首が固定されていない分、捻挫や怪我もしやすいといったデメリットもあります。

スパイクを打つよりもレシーブの機会が多い、レシーバーになりたい。そう思っている人はローカットモデルのバレーボールシューズがいいでしょう。

軽い物、ショック吸収のよいものそれぞれありますので、そこは好みで選ぶと良いと思いますが、膝への負担が気になる人や初心者の人はローカットのショック吸収のよいバレーシューズがおすすめです。

とはいえ、バレーボールウェア等もそうだと思いますが、やはり自分が好きなバレーシューズを履く事がモチベーションアップに繋がったりバレーがもっと好きになるきっかけにもなりますので、自分の好きなバレーシューズを購入しましょう。