バレーボール – 2

テレビ中継でバレーボールをみていると得点に繋がるスパイクが華々しく見え、憧れる人も多いのではないでしょうか。そんなスパイカー向けのバレーシューズってどんなバレーシューズなのかご紹介します。

まずスパイカーの動きをイメージしてみてください。レシーブでボールを拾いセッターからトスが上がってきたボールをスパイクといった一連の流れでスパイクを打ちます。攻撃方法にもよりますがスパイカーはゆっくりスパイクの準備ができる時と素早くスパイクの準備をする時とおおまかに分けて2種類あります。

ゆっくりスパイクモーションに入る時は足首には負担がそんなに掛かりません。逆に素早くスパイクモーションに入る時は細かなステップを行って助走位置に移動するので足首に負担が掛かります。

クイックネスに動く時はローカットのシューズの方が足首を固定していないので、動きやすいです。なので足首がフリーで動きやすいローカットシューズがいいの?と感じるかもしれません。

しかし、高くジャンプできるスパイカーは着地時に足首に負担が掛かります。その他にも着地後にブロックカバーに入った選手の足を踏んでしまうといった事も稀にあるのです。この着地時に人の足を踏んでしまうのが凄く危険で、酷い捻挫や骨折に繋がります。足首の怪我は非常に長い離脱を余技なくされ辛い日々を送る結果にもなります。

レギュラー争いしている時や試合前に怪我をするとメンタルもボロボロになってしまいます。焦って怪我が治りきっていないのにコートに入り悪化させてしまう事もありますので怪我を防ぐ事が大事です。

そう考えると、ハイカットでしっかり足首まで固定できるバレーシューズを選ぶ事で怪我の予防も考慮したいですよね。しかし、あくまでも予防なので、しっかりと柔軟運動、準備運動は行いましょう。

この事からスパイカーにはハイカットモデルのバレーシューズがおすすめです。しかしローカットシューズも初心者の人やクイックネスに動きが求められるポジションではおすすめのバレーシューズとなります。

今回はスパイカーに注目してご紹介しましたので、ハイカットモデルのバレーシューズがおすすめですがローカットモデルも動きやすいといった特徴から他のポジションではかなりおすすめのシューズなのです。

最後にバレーシューズは自分が好きな物を選びましょう。一番は自分の足にフィットするもの。スポーツ店でサイズ合わせ購入するのもいいでしょう。日本人は足幅が広いので、その事も考慮するといいです。

店頭に、好みのバレーシューズがなくネット購入になる場合はジャストサイズ~0.5cm上くらいで選ぶと足が幅広な場合でも大丈夫でしょう。

一番好きな、カッコいいと思うバレーシューズ買うとモチベーションも上がり、もっともっとバレーボールが好きになります。シューズ選びは怪我予防、モチベーションアップとプレーにも影響するものなので、しっかりと選びましょう。