男子(第78回全日本インカレ)
会場:大田区総合体育館 特設コート
全日本インカレ男子2025は、早稲田大学が国士舘大学をストレートで破り、2年ぶり11回目の大学日本一に輝きました。今大会を通じて「失セット0」という圧巻の内容での優勝です。
決勝:早稲田大 3-0 国士舘大
セット:25-20/25-18/25-20
関東1部リーグ春秋連覇、そして今大会も準決勝まで1セットも落とさずに勝ち上がってきた早稲田大が、その完成度を決勝の舞台でも発揮しました。
一方の国士舘大は、準決勝で前回王者・専修大とのフルセットの激闘を制し、大会史上初となる決勝進出を果たしたチーム。第1セット序盤にはサーブとブロックでリードを奪う時間帯も作り、挑戦者として最後までプレッシャーをかけ続けました。リードを許しても崩れずに取り切る早稲田と、最後までスイングを緩めなかった国士舘――両チームの「勝ち切る力」と「挑み続ける姿勢」がぶつかった一戦でした。
3位決定戦:近畿大 3-1 専修大
セット:25-21/22-25/25-20/25-18
3位決定戦では、西日本インカレ上位常連の近畿大学が、昨年度インカレ王者の専修大学に3-1で勝利し、堂々の3位に入りました。
近畿大にとっては、前回大会で敗れた専修大に対するリベンジマッチをものにした形であり、ディフェンスからリズムをつくる持ち味をフルに発揮した内容でした。専修大も連覇こそ逃したものの、今大会もベスト4に進出し、ここ数年で築いてきた「王者・専修」のクオリティを最後まで示しました。
最終順位は、優勝:早稲田大/準優勝:国士舘大/3位:近畿大・専修大。
長い歴史を持つ伝統校と、新たに全国の主役に躍り出た大学が同じ表彰台に並んだ2025年の全日本インカレ男子は、次の世代にとっても大きな目標になる大会となりました。
※当店ではバレーボールシューズも取り扱っています。
https://neckar.jp/c/volleyball/volleyball_shoes