一人一人に合わせたランニングシューズ作り

・こんにちは、スタッフの星野です。
今日はランニングシューズについて書きたいと思います。
 
みなさんはアシックスの創業者である鬼塚喜八郎さんをご存知でしょうか。
前回の1964年東京オリンピックの際、「日本で開かれるオリンピックは、日本のシューズでメダルをとろう」と出場する選手のために熱い思いで新たなシューズを開発されました。マラソン競技で銅メダルを獲得した円谷選手、また君原選手のシューズも鬼塚さんが開発されています。
 
当時のランニングシューズですが円谷選手はスムーズに体重移動できるよう、足の場所によって靴底のクッションの厚みが変えられ、君原選手のランニングシューズは横に小さな穴がいくつも開けられています。足にマメができないよう、通気性を高めるためで、当時としては画期的なものだったそうです。今では当たり前のように思えることでも当時の鬼塚さんのご苦労は並大抵ではなかったと思います。鬼塚さんのシューズは工夫のつまった素晴らしいものですね。
今回の2020東京オリンピックでも多くの人の熱い思いが届きますように。