主要ポイント:
・日本では10月10日開幕の女子Daido Life SV.Leagueがまもなく始動。
・ドーハでU18ビーチバレー世界選手権が初の中東開催で開幕。
・メキシコ・ベラクルスで行われたビーチツアーの女子チャレンジでは数チームがプール突破。
・カメルーンがアフリカ・ゾーン4ネーションズ選手権で男女ともに優勝。
・キューバとFIVBが協力し、黄金期復活へ長期支援プログラムを協議。
・沖縄の高校生クラブチームが政府閉鎖の影響で独自運営の大会に臨む。
・男子世界選手権後の最新世界ランキングではブルガリア、ポルトガル、チュニジアが大躍進。
国内リーグ動向:女子Daido Life SV.League開幕直前
10月5日、来週金曜(10月10日)開幕の女子Daido Life SV.Leagueについて第1弾チームプレビューが発表された。
– SVリーグに再編後2シーズン目となる今季は14チームが44試合を戦い、上位8チームがベストオブスリー方式でプレーオフを争う。
– 豊富な海外人材獲得が進む中、アランマーレ山形やデンソー エアリービーズ、群馬グリーンウイングスらがオフシーズン補強を完了した。
世界大会・国際大会
U18ビーチバレー世界選手権(ドーハ)
10月7日から11日までカタール・ドーハでU18ビーチバレー世界選手権が開催される。
– 男子32組、女子32組(計55カ国)が出場。
– 女子はブラジルが最多タイトル(4回)、男子はポーランドが5回で最多。
– アジア初の中東開催で、予選→プール→決勝トーナメントを通じて64試合が行われる。
ビーチプロツアー ベラクルス・チャレンジ
10月2–3日、メキシコ・ベラクルスで行われた女子チャレンジでは、アメリカやオーストラリア、オランダ、ニュージーランド、ウクライナ勢がプール首位通過を果たした。
– 24組による予選を経て32組の本戦プールへ。
– 26位シードのオランダ組が7位シードに勝利するなど番狂わせも見られた。
2025男子世界選手権後の世界ランキング変動
9月12–28日にフィリピンで開催された男子世界選手権を受け、FIVB世界ランキングでブルガリア、ポルトガル、チュニジアが6位以内への大躍進を遂げた。
– ブルガリアは銀メダルを獲得し、15位→9位に。
– ポルトガルとチュニジアもそれぞれ29位→23位、43位→37位へ上昇した。
アフリカ地域大会:カメルーンがダブル優勝
10月2–5日、コンゴ・ブラザヴィルで開催されたCAVBゾーン4ネーションズ選手権で、カメルーンの男子・女子チームがともに優勝を飾った。
– 男子はコンゴ、中央アフリカ共和国を破り制覇。
– 女子は2チーム制だった同大会でもストレートで勝利し金メダルを得た。
– 両チームからドリームチーム選出選手が多数を占めた。
キューバ支援:FIVBとスポーツ指導者が協議
10月2日、FIVBとキューバオリンピック委員会・バレーボール連盟が持続可能な強化プログラムについて協議。
– 女子ナショナルチームには16万USD超、男子にも35,000USDを投資。
– コーチ支援、知識移転、用具提供を柱とし、黄金期復活を目指す。
特集:政府閉鎖下の沖縄クラブトーナメント
10月1日、米軍基地の政府閉鎖に伴い、沖縄の嘉手納・久米島高校生選手らが「YUJOトーナメント」にクラブチームとして出場。
– 学校チーム活動停止の影響を受け、自費でクラブ参戦。
– 米国下での特別ルール適用により運営継続。