日本ハンドボール協会ホームページより
10月に行われたリオデジャネイロオリンピックへの切符を賭けたアジア予選、そして12月の世界選手権、いずれでも出場権を得ることのできなかったハンドボール女子日本代表は、2016年3月に最終予選に進みました。
最終予選は12チームが3組に分かれ、各予選リーグ上位2位に食い込めればオリンピック出場が決まります。つまり4チーム中、上位2位に入ればオリンピックに出場できる、というわけです。
これだけ聞くと簡単そうにも思えますが、そこは最終予選にまで進出してくるチーム、そう簡単な話ではありません。
今回、日本と同じ組に入ったのは、オランダ、フランス、チュニジアです。
チュニジアは世界選手権でも対戦して、日本が31-21で勝利を収めているチーム、今回も取りこぼしの許されない相手です。
問題は、オランダとフランス。
世界選手権では19位の日本に対して、フランスは7位、オランダは何と2位のチームなんです。
ちなみに、アジア選手権で日本を下し、既にオリンピック出場を決めている韓国は、世界選手権で14位。
いかに、フランス、オランダの壁が高いかが分かります。
開催場所はフランスのニースになります。
フランスでは、ハンドボールの代表チームのユニフォームが普通に売られている(日本でもサッカー日本代表のユニフォームが売られていて、実際来ている人を見たことがあるのではないでしょうか)お国柄。代表モデルのハンドボールシューズも販売されています。
今回、日本チームがフランスを破ることができれば、オリンピックへ大きく前進することになりますので、ぜひ勝って、国内でおりひめジャパンのユニフォーム(レプリカ)が販売されるのを願っています。
今季のハンドボール日本リーグで、開幕ダッシュを鮮やかに決めたチーム、それが琉球コラソンです。
しかし、その連勝後は勢いが止まってしまい、現在、泥沼の5連敗、シーズンの半分を過ぎたところで、6位と、プレーオフ進出のためには、後半のまき直しが必要な状況です。
そんな、琉球コラソンから明るいニュースが飛び込んできました。
なんと、琉球コラソン、チーム創設以来、初めてとなる外国人選手の加入です。
それも、日本ではあまりなじみのない台湾の選手が新加入しました。
趙顯章(チャオ・シャンチャン)選手です。
趙選手は現在24歳の若手プレーヤー。
伸長196センチ、体重95キロの大型プレーヤーです。
左利きである点も大きなポイントです。
台湾代表としてプレーしており、アジア選手権の日本戦で4得点を挙げる等、その実力は折り紙つきです。
台湾はもともとハンドボールが盛んな地域ではありませんでしたが、近年はめきめきと実力を伸ばしています。
スポーツ用品とのかかわりでは、ハンドボールの靴ひもの製造等、細かい部品には多くの台湾製品が使われています。
失速した琉球コラソンの救世主となれるのか、期待が高まりますね。
機能性に優れたヒュンメル スポーツバッグです。
他にも続々入荷しておりますのでぜひチェックしてください。
http://neckar.jp/fs/melis/c/new
あきる野市秋川体育館
(あきる野市秋川体育館・中央公民館HPより)
2016年2月の11日と21日、東京都選手権のシニア大会が東京都あきる野市秋川体育館で開催されます。
今年度(平成27年度)の東京都選手権は、年初の時点で中止されることが決まっています(諸般の事情と詳細は明らかにされていません)。
そのため、東京都ハンドボール協会主催の大会としては、5月から6月にかけて行われた東京都民大会以来となります。
シニア大会は、生涯スポーツとしてハンドボールを楽しみ、愛好者との交流を深める、ことが大会趣旨とされています。
そのため、より幅広い年代の人たちが男女問わず、ハンドボールを楽しめるよう、特別ルールがいくつか設定されています。
まず、参加資格については、チームの男女分けはなく、どちらであっても、混合チームであっても参加可能です。
個人の参加資格については、男性が35歳以上に限定されています。女性は高校生以上と特に制限がないに等しいです。
ルールは、基本的には日本ハンドボール協会の競技規則が適用されます。
そのため、試合時間やユニフォーム、ハンドボールシューズの着用などについては、通常の大会と同じです。
特別ルールが設けられているのは、得点に関してです。
得点は、通常の選手の得点が1点、ハンデのある選手(年齢に応じてハンデが設定されています)の得点は加重されています。
例えば、男性40歳以上は2点、男性70歳以上は6点になります。女性は40歳以上で4点などとなっています。
キーパーによるハンデ(逆ハンデ)も用意されており、男性60歳以上がキーパーの場合には得点から1点マイナス、女性であれば2点マイナスになります(但し、最低得点1点は必ず入ります)。
通常とは違う得点システムにより、終盤での一発逆転を狙った采配等、見どころも増えそうですね。
ドイツより meine Lieblingssachen