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琉球コラソン4連勝ならず

日本ハンドボールリーグは11月23日時点で第2週まで終わりました。
開幕ダッシュを決めたのがトヨタ車体と琉球コラソンの2チームです。

ともに全勝(トヨタ車体は2連勝、コラソンは3連勝)同士の対決が11月22日に沖縄の浦添市民体育館で行われました。
前半こそ、コラソンがリードしますが、その差は1点(13-12)。
後半に入るとエース棚原選手の退場があり、そこからじりじりと引き離されてしまい、終わってみれば22-27となりました。

琉球コラソンは沖縄のチームですが、日本ハンドボールリーグ参加チーム中、唯一、企業のチームではありません。
スポンサーは沖縄の多くの企業が務めており、選手はスポンサー企業で働きつつ、ハンドボールを行っています。
このコラソン、トヨタ車体とは相性が悪いというか、過去7シーズン、勝ったことがありません。
今回は日本代表のメンバーが抜けている相手でチャンスだったんですが。
今シーズン、もう1試合ありますので、次回はリベンジを期待したいとことです。

コラソンのチームホームページでは、選手紹介で、各選手への質問が掲載されています。
http://www.ryukyu-corazon.com/player_list_2015
その中に、プレゼントで欲しいもの、というコーナーがあるのですが、何人かの選手がインナーや練習着、ハンドボールシューズと答えていまして、やっぱり消耗品をもらえるとうれしいのだな、と思います(選手の足の大きさが分からないので、それを書いておいてくれると贈りやすいと思うのですが)。
ちなみに、このプレゼントの質問に対する一番多い答え、それは、プレゼントでもらえるならなんでもうれしい!です。

琉球コラソン
琉球コラソン

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中東の笛

中東の笛

日本メディアでハンドボールがもっとも大きく報道されたのは、2007年に行われた北京オリンピックの予選であると言われています。
このときに有名になった言葉が「中東の笛」です。

中東の笛とは、審判が自国に有利な判定を行うことを意味していますが、これが特にアラブ圏の中東諸国との試合で見られたことから名づけられました。
2007年のオリンピック予選では、クエートと韓国、クエートと日本のそれぞれの試合において、アラブ人(韓国戦がヨルダン人、日本戦がイラン人)が審判を務め、一方的にイランに有利な判定が相次ぎました。
これらの試合においては当初は第三国(ドイツ人)の審判が試合を裁くことになっていたところ、直前に審判が交代になったことも問題視されています。

ことハンドボールについては、特にアジアでのハンドボールに対して、中東の国々が大きな資金援助をしている実態があります。
そのため、アジアハンドボール連盟が中東諸国の意向を汲んで試合結果までも左右していることが起こっているのです。

2007年のオリンピック予選については、国際ハンドボール連盟がこの中東の笛の存在を認め、予選がやり直される事態になったため、日本国内でも大きく報道されました。

スポーツは公平な条件で試合しなければやっている選手も、見ている人も楽しくありません。その結果は、ファンが離れ、競技の衰退にしかならないのではないでしょうか。
今後、このような問題が再発しないよう祈らずにはいられません。

 

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本文と写真は関係ありません。

40年振りの快挙達成!!は・・・

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2015年10月25日、ありひめジャパンことハンドボールの女子日本代表は40年振りのオリンピック出場(リオデジャネイロ五輪出場)を決めることができませんでした。

ハンドボールでは、オリンピックに出場できる国が12ヶ国。
開催国(リオの場合はブラジル)と各大陸の予選を勝ち抜いた国がまずは出場権を得られます。
今回、日本が挑戦したのはアジア予選です。

そのアジア予選は、日本で行われたのですが、参加したのは日本のほか、中国、ウズベキスタン、カザフスタン、韓国の5か国です。
その5か国で総当たりのリーグ戦を行い、優勝したチームがオリンピックへの出場権を得られます。

日本は初戦のウズベキスタンに51-17で圧勝。
第2戦となる中国戦でも前半からリードを奪い、29-19で快勝しました。
続く第3戦のカザフスタン戦は、序盤からリードしていましたが、ミスが重なり、後半は一時、逆転される場面もありました。
しかし、試合終了間際、残り27秒のところで、勝ち越しのゴールを決め、24-23で競り勝ちます。

そして迎えた最終、韓国戦。
韓国もこの試合を全勝を迎え、勝った方がオリンピックに駒を進めることができる大一番でした。
試合は序盤から韓国にリードされると、じりじりと引き離される展開に。そしてそのまま試合終了、結果は21-35の敗戦でした。
あと一歩のところまで来ていたところ、残念な結果となりました。

リオデジャネイロへの道はまだ閉じてしまったわけではありません。
今年12月の世界選手権、来年3月の世界最終予選と、チャンスは残っています。

いずれの大会も、強豪であるヨーロッパの国々が参加してくることから、相当に苦しい戦いが予想されています。
また時間も残されています。
選手の皆さんが万全のコンディションで、全力を尽くせるよう、そしていい結果がついてきてほしいものだと思っています。

「ムササビ」と「織り姫」の不思議な繋がり

木から木へと、紙飛行機のように飛び移るムササビ。
山の中や、森林など木が多い場所では日本全国に生息していて、子供たちにも人気のある動物の一つです。

そして、1年に一度、七夕の日にだけ、彦星と会うことができるおりひめ。
こちらも日本人なら知らない人はいないであろう有名な伝説です。

この日本人にはなじみの深いムササビと織り姫、実は意外な接点があります。
と言っても、七夕の話でムササビが出てきたっけ?と記憶をたどっても答えにはたどり着きません。

少し回り道をしますが、侍ジャパンを覚えていますか?
そう、野球(男子)の日本代表チームの愛称です。
また、女子サッカーの日本代表、なでしこジャパンが前回のワールドカップの決勝で惜しくも敗れましたが、健闘を称える声を覚えておられるかもしれません。
日本代表チームに愛称がつくのは最近、よく見られます。
バレーボール女子の火の鳥NIPPONなんかも、よく知られているのではないかと思います。

さて、ムササビと織り姫、この二つの接点はハンドボールです。
ハンドボールの日本代表の愛称は、男子がむささびジャパン、女子がおりひめジャパンなんです。

むささびは、シュートする際の、足を開いてジャンプしている姿が似ているので、なるほどな、って思いますよね。
おりひめの方は、ハンドボールの試合の人数が7人であることにちなんで、名づけられています。

むささびとおりひめが活躍して、海外の人が知っている日本語に加わる、そんな日がいつか来るかもしれませんね。

ドイツでのE-Jugend(8~10才)のハンドボールの点数の付け方

ドイツのハンドボールチームはトップチームの下にセカンドチーム(多くはユースチーム)があり、その下にジュニアのチームがあります。ジュニアチームは年齢によってA-Jugend(19才)からG-Jugend(7才)までわかれています。
例えばキールの場合、トップチームがブンデスリーガの一部リーグ、セカンドチームはブンデスリーガのOberliga(オーバーリーガ、4部リーグ相当)に所属しています。

先日、E-Jugend(8~10才)の試合を見に行ったのですが、点数の付け方や試合の仕方が面白かったのでご紹介します。日本でも一般的なのかもしれませんが。。。

コートの大きさは40m×20m。
ゴールの大きさは高さ1.5m、幅3m。
1試合は前半20分、後半20分。
ボールの大きさは0号。
チーム内でキーパーをのぞいた6人のうち、3人が攻撃専門、残りの3人が守備専門で、それぞれセンターラインを超えてはならない。

特に面白いのが点数の付け方で、ゴール数×得点を入れた人数(のべではない)です。例えば、Aチームが10ゴール、Bチームが5ゴールでもAチームの得点者が3人で、Bチームの得点が7人だったら「 10×3 」 対 「5×7」 となり、30対35でBチームの勝利となります。出来るだけ全員で点数を入れようとするのでかなり盛り上がっていました。

ハンドボール E-Jugend

2015-10-18 11.10.42

Facebookで最もファン数が多いハンドボール選手は?

ニコラカラバティッチ
2014年7月27日現在ハンドボールの選手の中でFacebookのファンが最も多いのは誰でしょう?
10位
Dominik Klein ドミニク・クライン 44,942
Pascal Hens パスカル・ヘンス 45,919
https://www.facebook.com/PascalHens23
8位
Hans Lindberg ハンス・リンドバーグ 51,910
Mikkel Hansen ミッケル・ハンセン 65,972
Uwe Gensheimer ウーヴェ・ゲンスハイマー 73,592
5位
Niklas Landin ニクラス・ランディン 90,270
Thierry Omeyer ティエリー・オメイヤー 105,304
Daniel Narcisse ダニエル・ナルシス 164,619
Luc Abalo リュック・アバロ 167,943
https://www.facebook.com/lucabaloofficiel
そして1位は
Nikola Karabatic ニコラ・カラバティッチ 522,338

ハンドボール PICTURE OF THE YEAR

IHF(国際ハンドボール連盟)のfacebookからPICTURE OF THE YEARの投票が行われています。
「いいね」を押さないとコンテストには参加できませんが。。
おもしろい画像もアップされているのでご覧になってみて下さい。
シューズはもう販売されていないゲルブラスト4です。
 
追記
コンテストのページはなぜかわかりませんがスマホからは見られませんでした。
 

ベストプレーヤーに投票して下さい。


Handball Planetというページでワールドベストプレーヤーの投票が12月2日迄行われています。今年で3回目になります。
2011年はLaszlo Nazyがベストプレーヤーに選ばれました。
2012年はチェコのFilip Jichaでした。
11月20日現在、ベスト7は下記の通りになっています。
得票数が一番多い人がベストプレーヤーとなります。
BEST LEFT WING は Gudjon Valur Sigurdsson 7103票
BEST LEFT BACK は Mikkel Hansen 7408票
BEST PLAYMAKER は Domagoj Duvnjak 7767票
BEST RIGHT BACK は Laszlo Nagy 17645票
BEST RIGHT WING は Hans Lindberg 8193票
BEST LINE PLAYER は Julen Aguinagalde 5469票
BEST GOALKEEPER は Niklas Landin 8323票
ということで今年もナジかな。
こちらのページから投票して下さい。
http://www.handball-planet.com/vote-for-the-worlds-best-player-2013/
画像はHandball Planetより。