あきる野市秋川体育館
(あきる野市秋川体育館・中央公民館HPより)
2016年2月の11日と21日、東京都選手権のシニア大会が東京都あきる野市秋川体育館で開催されます。
今年度(平成27年度)の東京都選手権は、年初の時点で中止されることが決まっています(諸般の事情と詳細は明らかにされていません)。
そのため、東京都ハンドボール協会主催の大会としては、5月から6月にかけて行われた東京都民大会以来となります。
シニア大会は、生涯スポーツとしてハンドボールを楽しみ、愛好者との交流を深める、ことが大会趣旨とされています。
そのため、より幅広い年代の人たちが男女問わず、ハンドボールを楽しめるよう、特別ルールがいくつか設定されています。
まず、参加資格については、チームの男女分けはなく、どちらであっても、混合チームであっても参加可能です。
個人の参加資格については、男性が35歳以上に限定されています。女性は高校生以上と特に制限がないに等しいです。
ルールは、基本的には日本ハンドボール協会の競技規則が適用されます。
そのため、試合時間やユニフォーム、ハンドボールシューズの着用などについては、通常の大会と同じです。
特別ルールが設けられているのは、得点に関してです。
得点は、通常の選手の得点が1点、ハンデのある選手(年齢に応じてハンデが設定されています)の得点は加重されています。
例えば、男性40歳以上は2点、男性70歳以上は6点になります。女性は40歳以上で4点などとなっています。
キーパーによるハンデ(逆ハンデ)も用意されており、男性60歳以上がキーパーの場合には得点から1点マイナス、女性であれば2点マイナスになります(但し、最低得点1点は必ず入ります)。
通常とは違う得点システムにより、終盤での一発逆転を狙った采配等、見どころも増えそうですね。
浦添市民体育館
(浦添市立体体育施設HPより)
ハンドボールのJOCジュニアオリンピックカップが、12/24(木)から12/27(日)にかけて、沖縄県で行われました。
JOCのジュニアオリンピックカップは、日本オリンピック委員会(JOC)が講演するスポーツ大会です。
従って、ハンドボール以外の競技でもJOCジュニアオリンピックは開催されています。
競技によって出場資格が異なるのですが、ハンドボールは中学生の大会になっおり、各地区の都道府県単位の選抜チームが、男女各24チームずつ、出場しました。
この大会は、将来、オリンピック選手として活躍する人材を発掘する、ことが目的の一つとされています。
そのため、長身の選手、左利きの選手、オールラウンダーの選手を優先して出場させるよう大会本部から要望が出されています。
また表彰も、優勝チームや、優勝チームから選ばれる最優秀選手だけではなく、オリンピック有望選手という全選手から選考される表彰も用意されていました。
会場は、沖縄県立武道館と、浦添市民体育館(こちらがメイン会場になります)の2か所。
将来の日本代表を背負って立つような、磨けば光る選手が集結する大会です。

アントニオ・カルロス・オルテガ氏
日本ハンドボール協会ホームページより
ハンドボール男子日本代表はリオ・オリンピックへの出場権獲得に失敗し、監督を務められた岩本監督の辞意が明らかになっていました。
その岩本監督の後任として、スペイン人のアントニオ・カルロス・オルテガ氏の名前が浮上してきています。
オルテガ氏とは何者なのでしょうか。
彼はスペイン人、元スペイン代表のハンドボール選手です。
2000年のシドニー・オリンピックに出場して銅メダルも獲得しています。
現在44歳。
プレーヤーとしても一流だったオルテガ氏は、引退後指導者の道を歩み始めます。
その監督手腕には定評があり、直近、2015年のヨーロッパ・チャンピオンズリーグ(サッカーと同じ大会名ですが、クラブチームのヨーロッパチャンピオンを決める大会です)では、ハンガリーのヴェスプレームを準優勝に導いています。
このチャンピオンズリーグでは、ベスト4に残ったチームのうち、3チームの監督がスペイン人であったこともあり、スペイン人監督の手腕が世界的に注目されてきています。そんな中での、オルテガ氏の日本代表監督就任報道。
気になりますし、期待も膨らみます。

©2010 熊本県くまモン
熊本県は2015年9月、世界のサンタクロースが集まる「第3回世界サンタクロース会議」が開かれた場所です。
また、県のゆるキャラである”くまモン”は全国で老人から子供まで幅広い人気があります。
そして、あまり知られていないのかもしれませんが、熊本はハンドボールが盛んな地域の一つでもあります。
県内には、女子日本リーグのチーム、オムロンピンティーズの本拠地があります。
県内では毎年リーグ戦が開催されており、ここ数年、1部では松橋送球、熊本教員、宇城クラブが優勝を分け合っています。
なお、この1部リーグの参加チーム名は、和男・DD・Namelessなどなど、バリエーションに富んでいることも面白いところです。
また、直近では、県ハンドボール協会と熊日こと熊本日日新聞が主催する熊日学童五輪ハンドボールが11月14日から開催され、参加チームが男子24チーム、女子19チームの大がかりな大会となっています。
熊本県ハンドボール協会のホームページは、使われていないページが少なく、掲示板も機能しており、関係者の皆様が現在でも利用されていることがよくわかる作りになっています。
試合結果の速報がこちらからみられるようになるとうれしいとは思いますが、やや望みすぎかもしれません。
さて、この熊本県、2019年の女子世界ハンドボール選手権の会場となることが決まっています。
既にシンボルマークの公募、選定が終わっております。その結果、火の国熊本のイメージに、筆により和のテイストを加えたシンボルマークが選ばれています。
会場をどうするか、翌年の東京オリンピックを控えて一部の試合(予選)を東京でも行うのか、等、まだまだ決まっていないこともたくさんあります。
しかし、着々と準備は進めらている最中です。ハンドボールファンとして楽しみに待ちたいと思います。
日本ハンドボールリーグは11月23日時点で第2週まで終わりました。
開幕ダッシュを決めたのがトヨタ車体と琉球コラソンの2チームです。
ともに全勝(トヨタ車体は2連勝、コラソンは3連勝)同士の対決が11月22日に沖縄の浦添市民体育館で行われました。
前半こそ、コラソンがリードしますが、その差は1点(13-12)。
後半に入るとエース棚原選手の退場があり、そこからじりじりと引き離されてしまい、終わってみれば22-27となりました。
琉球コラソンは沖縄のチームですが、日本ハンドボールリーグ参加チーム中、唯一、企業のチームではありません。
スポンサーは沖縄の多くの企業が務めており、選手はスポンサー企業で働きつつ、ハンドボールを行っています。
このコラソン、トヨタ車体とは相性が悪いというか、過去7シーズン、勝ったことがありません。
今回は日本代表のメンバーが抜けている相手でチャンスだったんですが。
今シーズン、もう1試合ありますので、次回はリベンジを期待したいとことです。
コラソンのチームホームページでは、選手紹介で、各選手への質問が掲載されています。
http://www.ryukyu-corazon.com/player_list_2015
その中に、プレゼントで欲しいもの、というコーナーがあるのですが、何人かの選手がインナーや練習着、ハンドボールシューズと答えていまして、やっぱり消耗品をもらえるとうれしいのだな、と思います(選手の足の大きさが分からないので、それを書いておいてくれると贈りやすいと思うのですが)。
ちなみに、このプレゼントの質問に対する一番多い答え、それは、プレゼントでもらえるならなんでもうれしい!です。
琉球コラソン
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