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インドアシューズのかかとが浮くときに見直したい靴ひもの締め方

ハンドボール、バレーボール、バスケットボール共通の抽象的なインドアシューズの輪郭で、かかとをヒールカウンターに合わせ、前足部から左右均等に靴ひもを締める図。最上段のサブホールにループを作る位置も示す。

まずは結論から

ハンドボールシューズ、バレーボールシューズ、バスケットボールシューズを問わず、屋内コートで使うインドアシューズを履いて動いているうちにかかとが浮く、あるいは脱げそうになると感じたら、すぐにワンサイズ下を検討するのではなく、まず靴ひもの締め方と履き方を見直したい。

かかとが浮くとき、すぐにサイズを下げると決めない

インドアシューズを履いて動いているうちに、かかとが浮く、あるいはかかとが脱げそうになる。そう感じたとき、多くの人はすぐにワンサイズ下を検討したくなる。しかし、サイズを変える前に確認しておきたいのが靴ひもの締め方と履き方だ。

まず靴ひもの締め方を見直す

かかとをヒールカウンターに合わせ、前足部から左右均等に締め直す

ASICSは、シューレースの通し方の基本として、左右均等に締められること、緩みにくいこと、弾力的であることの3点を挙げている。かかとが浮いていると感じたら、一度ひもを十分にゆるめ、かかとをヒールカウンター(かかと部分の芯材)へしっかり合わせたうえで、前足部から足首側へ向かって左右均等に締め直す。この確認は、ハンドボール、バレーボール、バスケットボールいずれのインドアシューズでも共通の出発点になる。

サブホールがあるモデルではループも選択肢に

ASICSは、足が細い人やかかとの幅が細くフィットしにくい人、かかとが脱げやすい場合の選択肢として、2段ハトメ(サブホール)でループを作りひもを通す方法を案内している。ASICSは、締めすぎると足の関節が動きにくくなる場合があると注意も添えている。サブホールがあるモデルを履いている場合は、まずこの方法を試し、締めすぎに注意しながら調整するとよい。ただし、この案内はASICSの一般的なスポーツシューズ向けであり、競技やモデルによってラスト、ヒール形状、アッパー、ハトメ構造が異なるため、すべてのブランド・モデルで同じ効果が得られるとは限らない。

結び目がほどける問題と、かかとが浮く問題は分けて考える

Nikeは、ほどけにくくしたい場合の結び方として、標準的な結び方から、輪にもう一方のひもを2回巻く「ベター・ボウ・ノット」への変更を案内している。また、標準的な結び目の後で2つの輪をもう一度交差させて締める「ダブル・ボウ・ノット」も案内している。この案内はカジュアルな場面を中心にした一般的な結び方であり、特定の競技専用の技術やかかとの浮き改善を保証するものではない。かかとの浮きが気になる場合は、まず前段の締め方を見直したうえで、結び目のほどけやすさが別途気になるときにこれらの結び方を選択肢として試すとよい。

脱ぎ履きのたびにひもをしっかり扱う

ASICSは、シューズを脱ぐ際はシューレースを解き、履く際はしっかりと締めて使用することを案内している。日々の脱ぎ履きの扱い方も、ハンドボール、バレーボール、バスケットボールいずれのインドアシューズでもかかとの浮きやすさに影響する要素のひとつだ。

それでもかかとが動く場合は、サイズだけでなく相性を確認する

締め方を見直してもなお片足または両足でかかとが動く、あるいは甲や前足部が圧迫される場合は、サイズだけでなくラスト(木型)や足囲とモデルとの相性を再確認したい。ASICSは、サイズ感は競技、用途、目的、ラスト、素材、足との相性で異なるため、可能な限り試し履きで確認するよう案内している。競技によってシューズのつくりは異なるため、ハンドボールシューズバレーボールシューズバスケットボールシューズそれぞれのモデルの特徴もあわせて確認しておくと、次の一足を検討しやすい。

最終確認は両足・競技用ソックスで

締め方を見直したら、必ず競技用ソックスを履いた状態で両足を試着し、歩くだけでなく、安全な範囲で軽い切り返し動作も行って確認したい。ここで得られるのはあくまで履き心地の確認であり、性能やケガ予防効果を保証するものではない。

参考情報

ハンドボールシューズが滑るときの確認点

結論:滑る原因は一つに絞らず順番に確認する

ハンドボールシューズで滑ると感じたとき、原因をひとつに決めつけず、床側の状態、靴底の汚れ、ソールの溝やゴムの硬化、シューズの競技用途という順番で確認することが大切です。ASICS公式のサポート情報でも、まずは使用しているシューズが競技に適したものかどうかを見直すよう案内されています。

周囲の選手も滑るなら床側も疑う

自分だけでなく周囲の選手も同様に滑っている場合は、シューズではなく床側の状態が影響している可能性があります。この場合は自己流で床を清掃したりせず、施設の管理者に床の状態について確認してもらうようにしましょう。

素材表示を確認し公式の手入れ方法で汚れを落とす

滑りを感じたときは、靴底やアッパーの汚れの有無も確認します。シューズの素材表示を見て、素材に応じた公式の手入れ方法に沿って汚れを落としましょう。

  • 合成繊維の場合は、ASICS公式の手入れ情報によると、砂やほこりを落とし、強くこすらず、洗剤を使用した際は十分にすすぎ、形を整えて風通しのよい日陰で乾燥させます。
  • ミズノ公式の手入れ情報では、人工皮革・合成皮革は柔らかいブラシか濡れた布で、合成繊維は水をつけたブラシで汚れを落とし、紙を詰めて形を整え日陰で乾燥させるとされています。
  • 天然皮革はASICS公式の手入れ情報によると、水洗いはできるだけ避けるとされています。

ただし、手入れをしても必ずグリップ力が回復するとは限りません。汚れを落としても滑りが改善しない場合は、次に紹介するソールの状態を確認してください。

ソールの溝の摩耗やゴムの硬化は交換の目安

ASICS公式FAQによると、ソールの溝がすり減っている、ソールのゴムが硬化してグリップ力が落ちている、アッパーに穴や破れ、ほつれがあるといった状態は、シューズの交換目安とされています。手入れをしても滑りが続く場合は、これらの状態を確認してみましょう。

ソールへの紙やすりなどの加工はしない

滑りを改善しようとしてソールに紙やすりなどで加工を加えるのは避けてください。ASICS公式FAQでは、ソールを加工すると性能が変化し、事故につながる可能性があるため加工しないよう案内されています。

ハンドボールに適したインドアシューズを選ぶ

ASICS公式FAQでは、ランニング用のシューズをコート競技に使用せず、その競技に適したシューズを選ぶことが案内されています。ハンドボールのようなインドア競技では、ソール溝の摩耗やゴムの硬化がないインドア向けのシューズを選ぶことが基本です。また、室内向けにノンマーキング基準を満たす製品もありますが、すべての商品が対応しているわけではないため、自分の使用しているシューズの仕様を確認しておくとよいでしょう。

練習後は日陰で乾燥させる

練習や試合の後は、シューズを風通しのよい日陰で乾燥させましょう。ASICS公式の手入れ情報では直射日光やドライヤーなどによる強制的な乾燥を避けるよう案内されています。またミズノ公式の手入れ情報では、乾燥が不十分だとカビの原因になり得るとされており、むれた場合も陰干しが推奨されています。

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