カテゴリー別アーカイブ: 久保弘毅

ハンドボール選手紹介-45 日本女子代表#35大山真奈(北國銀行)

大山真奈
大山真奈

#35大山真奈(北國銀行)
高松商業高―大阪体育大 23歳 164cm60kg 右利き センター・右バック・左サイド

■どんな選手?/ヒロシマ国際で最も株を上げた司令塔。即席チームの中で堂々と周りを活かして、攻撃のリズムを作った。社会人1年目はDFと左サイドでの途中出場がほとんどだったので、代表での活躍ははっきり言って予想外。「飛び抜けた武器はないんで」とは言うものの、相手のシステム変更にも柔軟に対応しながら試合を組み立てる力は、今の日本の若手センターの中では一番では?

■観賞ポイント/寄せて余らせる攻撃の理屈をわかっているから、7人攻撃の戦術理解度が抜群。

■活躍の場/緩急を使えるし、試合のシナリオを組み立てる能力もある。自称オールラウンダーだが、ゲームメイカーの資質も充分。60分トータルで試合を作る経験をもっと!

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-44 日本女子代表#34吉田起子(オムロン)

吉田起子
吉田起子
#34吉田起子(オムロン)
不来方高―東京女子体育大 27歳 171cm64kg 右利き 左バック・右バック

■どんな選手?/シュートを打たせたら凄い選手。ノーマークの場面や7mスローなど、自分のタイミングで打てる時には恐ろしい力を発揮する。しかしディフェンスやGKとの絡みが発生すると、いいシュートとダメなシュートが混在してしまう。昨季1年間でやっとエースらしくなってきたのに、今季は停滞しているのがもどかしい。

■観賞ポイント/インに動きながらクイック気味に放つシュートはワールドクラス。

■活躍の場/自分の得意技を出すための駆け引きがまだまだ。左サイドへの展開も含めて、オムロンの黄慶泳ヘッドが言う「ストーリー性のある得点」がもっとほしい。出番を増やすためにも、5:1DFのトップをやれるディフェンス力も必要。

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-43 日本女子代表#33角南果帆(三重バイオレットアイリス)

#33角南果帆(三重バイオレットアイリス)
洛北高―大阪体育大 23歳 166cm59kg 右利き ポスト

■どんな選手?/ハンドボールIQの高い角南一族のひとり。1つ上の姉・角南唯(北國銀行)はカットインに優れた左腕シューターだが、果帆は黒子役のポストプレーヤー。飛び抜けた武器はないものの、バックプレーヤーと息を合わせて2対2を攻略する。7月のヒロシマ国際では大山真奈(北國銀行)とのコンビで攻撃の核になり、三重では河嶋英里とチャンスを作り出すなど、大阪体育大出身者との合わせに定評がある。

■観賞ポイント/味方の力を引き出す動き。縦の2対2の理屈をわかっているから、合わせの時間が少なくても攻撃を組み立てられる。■活躍の場/無形の力を持ったポストは、ウルリック監督のハンドボール観と響き合えるだろう。

久保弘毅

角南果帆
角南果帆

ハンドボール選手紹介-42 日本女子代表#32田中茜(飛騨高山ブラックブルズ岐阜)

田中茜
田中茜

#32田中茜(飛騨高山ブラックブルズ岐阜)
宣真高―東京女子体育大 24歳 167cm59kg 右利き 左サイド・右サイド

■どんな選手?/日韓定期戦で初招集。ディフェンス力のある大型サイドとして期待されている。守りを重視するブルズの選手らしく、左サイドにしてはサイズと強さがあり、パスカットの嗅覚に優れている。2枚目を守れる能力があるので、小さなバックプレーヤーの守備力を補完できる貴重な存在。少々ゴツゴツしていて昔ながらのサイドシューターとは違うが、攻守のバランスを考えると、これから出番が多くなりそう。

■観賞ポイント/意外性のある攻撃力。左サイドから回り込んでのミドルがいい場面で決まったりする。

■活躍の場/まずは守りで信頼を勝ち取りたい。得意のパスカットからの速攻が代表でも出せるようになれば、プレータイムも増えるはず。

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-41 日本女子代表#31多田仁美(三重バイオレットアイリス)

多田仁美
多田仁美

#31多田仁美(三重バイオレットアイリス)
駿台甲府高―日本体育大 24歳 166cm69kg 右利き 左バック・右バック

■どんな選手?/攻撃に特化した肉体派。基本の1対1の能力が高く、フィジカルを活かしたゴリゴリのカットインで得点を量産する。たまにオーバーステップが多くなるのは御愛嬌。へこたれることなく前を狙い続けるプレースタイルで、三重の櫛田亮介監督からは「馬車」と呼ばれている。

■観賞ポイント/右バックでのアウト割り。インにもアウトにも行けるが、この位置からのアウトフェイントが最もスムーズかつ力強い。

■活躍の場/学生時代から「守りができない」扱いを受けてきたが、あの強靭なフィジカルで守れないはずがない。強い体でバチッと当たって、片腕一本で外国人を持ち上げる姿を見てみたい。新監督に偏見なしで見てもらえる今がチャンス。
久保弘毅

ハンドボール選手紹介-40 日本女子代表#28永田しおり(オムロン)

永田しおり
永田しおり

#28永田しおり(オムロン)
福岡女子商業高 28歳 171cm68kg 右利き ポスト

■どんな選手?/20代前半からディフェンス要員として英才教育を受けてきた選手。ライン際で大型ポストを守れるし、相手の球回しにも圧力をかけられる。オムロンや日本代表ではずっと末っ子のような立ち位置だったが、今ではディフェンスを統率する立場になった。積極的に仕掛けるため審判から目をつけられやすく、退場が多いのが長年の課題。日本代表の生命線なので、なるべく退場しないよう心がけてほしい。

■観賞ポイント/強く当たれるディフェンス。大きな相手にもひるむことなく体の芯で受け止め、パワーで押し返す。

■活躍の場/シャイで控えめ。リーダータイプではないのはわかっているけど、もう少しリーダーシップを発揮してくれたら。

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-39 日本女子代表#27塩田沙代(北國銀行)

塩田沙代
塩田沙代

#27塩田沙代(北國銀行)
高松商高―香川銀行 27歳 172cm65kg 右利き 左バック・右バック

■どんな選手?/ここ1年で強さを増してきたバックプレーヤー。エースと呼ぶにはまだ物足りないが、国際試合でロングを決め切れるようになってきた。好調時は自分のシュート力を利用して、左サイドへずらす攻撃が機能する。ただし好不調の波が激しく、当たらない日は「守備の人」に甘んじてしまうことも。ソロバンをやるつもりで高松商業高に入ったはずが、サイズを見込まれて高校からハンドボールを始めた遅咲きの選手。自信がつけば、ここから一気に大化けも。

■観賞ポイント/本当に強くなったロングシュート。迷うことなく9mの外から打ち抜けるようになった。

■活躍の場/たまに悲しそうな表情をするから損をする。いつも笑顔でプレーを。

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-38 日本女子代表#26川村杏奈(ソニーセミコンダクタマニファクチャリング)

川村杏奈
川村杏奈

#26川村杏奈(ソニーセミコンダクタマニファクチャリング)
浦和実業高―東海大 24歳 167cm57kg 右利き センター・左バック・右バック・左サイド

■どんな選手?/視野が広くて器用な選手。本職のセンター以外でも、パスがさばけてシュートが打てる。攻撃能力に関しては天才と言っていい。相手が嫌がるようなプレーを選択できるクレバーさを持っている。

■観賞ポイント/いい位置取りからのステップシュート。「ここに位置を取れば、誰からも邪魔されない」感覚をわかっている。パッシブプレー寸前に決め切る勝負強さもある。

■活躍の場/ディフェンスの弱さでソニーでの2年間はレギュラー定着とはいかなかった。3年目の今年はセンターで60分間ゲームを支配する姿が見たい。それができれば、代表での地位も向上するはず。オールラウンダーの適性もあるが、本質はやはりゲームメイカーだ。

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-37 日本女子代表#24原希美(三重バイオレットアイリス)

原希美
原希美

#24原希美(三重バイオレットアイリス)
宮崎学園高―日本体育大 25歳 170cm68kg 右利き 左バック・右バック・センター・ポスト

■どんな選手?/どんな時でも体を張ってプレーする。生まれついてのファイターで、肉弾戦は得意中の得意。ゴリゴリとアウトスペースを割ったり、真ん中の守りで大型選手を受け止めたり、攻守に強さを発揮する。若返った日本代表のキャプテンを任されたり、所属の三重では不慣れなセンターでプレーしたりとオーバーワーク気味ではあるが、すべては期待の裏返しと受け止めて、プレーの幅を広げたい。

■観賞ポイント/ルーズボールに真っ先に飛び込み、どんなに苦しくてもシュートを打ち続ける。本物の闘争心の持ち主。

■活躍の場/攻守両面で代表を背負ってきた東濱裕子(オムロン)の後継者に。周りを利用するコツをつかめば、もっと楽になれる。

久保弘毅

ハンドボール選手紹介-36 日本女子代表#21相澤莉乃(オムロン)

相澤莉乃
相澤莉乃

#21相澤莉乃(オムロン)
横浜南陵高―東海大 26歳 161cm59kg 左利き 右サイド

■どんな選手?/攻撃型の右サイド。ディフェンス力が足りないために、オムロンでは2番手に甘んじているが、シュートのインパクトという点では池原綾香(三重)を上回る。多少のポカはあるものの、歯切れのいいシュートは魅力的。途中出場にも動じない度胸のよさもあるので、短時間で効果的に点を取る役目に適している。

■観賞ポイント/えぐいシュート力。右サイドから飛び込み、GKを動かしてから近めに打ち込む。縦振りでギュンと腕を振る鋭さは、他の選手にはない大きな武器。

■活躍の場/世界最終予選でのパスカットはいい意味で予想外だった。各チームのレギュラーが集まる日本代表だから、短時間で仕事ができる相澤のような存在は貴重。

久保弘毅