ASICS GEL-ROCKET（ゲルロケット）

アシックス ゲルロケットは、バレーボールをはじめとするインドアスポーツ全般に対応したエントリープレーヤー向けのロングセラーモデルです。軽量性とグリップ力を両立し、バレーボール初心者や2足目のシューズを探している方に最適。柔軟なアッパー構造と豊富なカラーバリエーションで、幅広いユーザーに支持されています。

バレーボールだけでなく、ハンドボールやスカッシュなど、前後左右に激しい動きが求められるインドア競技にも適しています。毎年アップデートされており、2025年現在は「GEL-ROCKET 11」が最新モデルです。

軽量性とグリップ力の両立

ゲルロケットの最大の特徴は「軽さ」と「グリップの良さ」。アシックスのインドア用シューズの中でも特に軽量で、GEL-ROCKET 11は26.0cm片足で約268gとやや軽め。アウトソールはしっかりとしたグリップ力を発揮し、コート上での素早い動きやストップにも対応します。

優れたクッション性とサポート性

ミッドソールの踏みつけ部分にGELクッションを搭載し、着地時の衝撃を吸収。足腰への負担を軽減します。中足部にはTRUSSTIC（樹脂パーツ）を採用し、素早い移動や方向転換時の安定性も確保。かかと部はラウンド形状で、スムーズな着地をサポートします。

柔軟なアッパー構造と通気性

アッパーはメッシュ素材を多用し、柔軟性と通気性を両立。足の自然な屈曲を可能にし、長時間のプレーでも蒸れにくい設計です。ややゆったりとした履き心地で、足幅が広めの方にもおすすめです。

モデルバリエーションとサイズ展開

GEL-ROCKETシリーズは、標準幅（2E）・ワイド幅（3E）・レディースモデル（E）など複数の足幅展開があります。カラーバリエーションも豊富で、好みやチームカラーに合わせて選べます。
最新「GEL-ROCKET 11」では、ブラック、ホワイト、ブルーなど多くのカラーがラインナップされています。

ここでは、ASICS GEL-ROCKETの長所と短所をいくつか紹介します：

長所
・軽量で動きやすい
・しっかりしたグリップ力
・GELクッションによる衝撃吸収
・柔軟なアッパーで屈曲性が高い
・通気性が良い
・豊富なカラー・サイズ展開
・価格が手ごろでコストパフォーマンスが高い

短所
・クッション性・反発性は控えめ
・サポート性やフィット感は上位モデルに劣る
・アッパーが柔らかめで安定感はやや弱い
・足首のサポートは少ない（ローカット設計）

全体的に、アシックス ゲルロケットは「軽量・グリップ力・コストパフォーマンス」を重視する方や、初めてバレーボールシューズを選ぶ方に最適なモデルです。シンプルな構造で扱いやすく、インドアスポーツ全般に幅広く対応。価格も手ごろなので、部活動の新入部員や社会人サークルの方にもおすすめです。